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屋形船で「素朴さ」を味わって!

更新日:9月17日

屋形船仁淀川の良さを東京出身の私が伝えるなら、

真っ先に思い浮かぶ言葉が「屋形船の素朴さ」と「スタッフの気さくさ」です。

今回は「屋形船の素朴さ」についてこの記事で触れたいと思います。


屋形船の写真を撮り、東京の友人に送るとその写真を見た友人から

「古風な船だね・・・」と返信がきました。

「たっ、確かに・・・」


外見は確かに古風ではありますが、私はその中に「素朴さ」があると感じており、日高村ののんびりと流れる時間や雰囲気と合っている気がして、個人的に気に入っています。


屋形船仁淀川は、台湾のお客様をはじめ、外国からの観光客も増加しており、日高村の観光地として知名度もあがってきているだけでなく、海外のお客様からもご愛顧いただいています。ですが、良くも悪くも「観光化」されていないなと客観的に感じています。



最近の観光地は、機械化されているところも多く、券売機などを設置して受付の際に従業員と話すことなくお金の支払いができ、予約もすべてネット上で完結し、その場に行っても現地の人と関わることなく済んでしまうことも多いでしょう。


屋形船仁淀川でも、旅行予約サイト「じゃらん」でご乗船のご予約を承っていますので、ネットで済ませたい方や時間を気にせず予約したい方向けのサービスもありますが、ほとんどのお客様はお電話にてご予約をいただいています。



お電話でご予約をいただくと「どちらからお越しになるか?」など話が広がり、お越しいただいた際に既にお客様との関係性ができていることも多く、混み合っている時には難しいですが、お客様とのコミュニケーションも大切にしております。


旅行の日程に悩んで、何度も電話してきたお客様と実際にご予約日にお会いし、無事にご乗船を終えられると「良かったな」とスタッフ一同、安堵した思いで過ごしております。


「便利さ」が重視されている時代にアナログかもしれませんが、こうして人対人のコミュニケーションが行われているのも一つの魅力だと思います。


一方、船の設備としても長テーブルと救命胴衣、靴を脱いであがっていただくので、靴をいれる下駄箱。設備自体もとてもシンプルで、豪華といえるものではありませんが、「余計なもの」がないからこそ、非日常の50分間を味わえる環境であるといえます。



                                  

「便利で機械的」「豪華で現代的」というワードからは、かけ離れているかもしれませんが、普段あらゆる情報に触れている皆さんに、刺激の少ない「素朴な時間」を過ごしていただくには、お勧めの観光地です。


仁淀川の美しさ、

日高村の自然にふれるだけの50分間。

ぜひこの際に味わってみませんか?

皆さまのご乗船をお待ちしております。





この記事の著者

大塚友美(Yumi Otsuka)

日高村地域おこし協力隊 

屋形船仁淀川 能津マート所属

東京出身の高知好き。

幕末の歴史をきっかけに、学生時代からよく高知を一人旅していた。




屋形船仁淀川公式HP


屋形船仁淀川Instagram

★年末年始を除き、毎日営業しております。天候や川の状況に大きく影響を受けますので、

お越しの際は事前に運行状況の確認をお勧めいたします。当日のご乗船ご予約も受け付けております。


★川の美しさについては、河川の状況により濁っている場合もございます。

ダムからの放流や大雨など天候などに大きく影響を受けますので、ご乗船前に心配な方はお気軽にお問い合わせください。


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